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病院長ご挨拶


病院長 蒲田 敏文

 平成28年4月1日から金沢大学附属病院の病院長に就任しました蒲田 敏文(がばた としふみ)です。私の専門は放射線医学です。昭和58年に金沢大学医学部を卒業後、金沢大学附属病院には放射線科の医師として30年間勤務してまいりました。私を受け入れ、育ててくれた金沢の街と金沢大学附属病院には深い思い入れがあり、恩返しのつもりで院長職を引き受けることにいたしました。
 本院の基本理念は、最高の医療を提供するとともに、人間性ゆたかな優れた医療人の育成に努めることにあります。また、人間性を重視した質の高い医療の提供、将来の医療を担う医療従事者の育成、臨床医学発展のための研究開発、地域医療への貢献が基本方針として謳われています。また、患者さんの権利を尊重し、常に患者さんのことを考えた医療を行うことを職員全体で実践しています。
 私は職員が明るく元気に働けるような金沢大学附属病院にしていきたいと思います。職員が明るくなれば病院の雰囲気もよくなり、患者さんにも今以上に優しく接することができると思います。大学病院は敷居が高いと感じる患者さんが多いのではないでしょうか。大学病院の性格上、患者さんの診療だけではなく、学生教育や臨床研究も重要な仕事であり、象牙の塔と揶揄されることも経験しております。しかし、つねに患者さんの視点から病院を見つめる態度が大切であると考えています。患者さんの立場にたって、院内を見渡したとき改善しなければならないことも多くあります。短期間にすべて改善することは時間と予算の面から難しいとは思いますが、患者さんに優しい大学病院を目指して病院職員が一丸となって努力していく所存です。
 18年かけて行われてきた金沢大学附属病院の再開発事業は、新病棟、新中央診療棟、新外来診療棟に続いて病院正面のプロムナードも平成28年6月に完成しました。長らく工事の関係で駐車場が不足し来院の皆様に多大なご不便をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。再開発工事が完成しましても駐車できる車の数には限りがありますので、来院にはできるかぎり公共交通機関の利用をお願いいたします。
 北陸新幹線が開業してはや1周年が過ぎましたが、金沢の街は相変わらす大勢の観光客で賑わっています。新幹線効果を観光のみならず医療の分野でも発揮できるように金沢大学附属病院の診療レベルの向上に努めてまいります。また、北陸の基幹病院という立場を忘れることなく、北陸地域の住民の皆様の健康と福祉の向上に貢献できますように、職員と協力して頑張ってまいりますので、温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。