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がんセンター

カテゴリー:選択科目
科目責任者:矢野 聖二
一般目標:当センターにおける研修では、難治性固形がんの典型である肺がん、膵がん、原発不明がんについて、臨床腫瘍医に必要な基本的診断手技やオンコロジーエマージェンシーへの対応方法を学ぶとともに、急速な進歩を遂げている分子標的薬や抗がん剤の使用の基本理念、有害事象およびその対応方法を習得することを目標としている。その診断(血液生化学・腫瘍マーカー・画像・内視鏡など)と治療(内視鏡的治療,がん化学療法など)の実際を研修する。
担当科:金沢大学附属病院 がんセンター
期間:1~6ヶ月

指導原則・方法

  1. 分子標的薬を含めたがん化学療法の基本的知識とその実際、またオンコロジーエマージェンシーへの対応方法を学ぶ。
  2. がんセンターで行われるカンファレンス(症例検討会・抄読会・セミナー)に参加し,診療や最新のがん薬物療法の知識を高める。
  3. 気管支鏡、上下部消化管内視鏡、腹部エコー等の検査法ならびに検査を用いた基本的診断手技(生検など)、胸・腹水試験穿刺・ドレナージなどの基本的治療手技を学ぶ。
  4. 肝・胆・膵悪性腫瘍については、肝(腫瘍)生検,ラジオ波焼灼術(RFA),経皮的エタノール局注療法(PEIT),内視鏡検査治療手技として膵・胆道系検査(ERCP・IDUS・EUS・EUS-FNA),内視鏡下経鼻胆管ドレナージ術(ENBD),十二指腸乳頭切開術(EST),総胆管結石砕石術,胆道ステント挿入術(ERBD・EMS),膵管ステント挿入術(ENPD)など]や経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD,PTGBD),胆管ステント挿入(PTBE)などの適応や実際の手技について理解を深める。また、他の消化器がんについては、内視鏡治療法[食道静脈瘤硬化療法(EIS・EVL・APC),内視鏡的クリップ止血術,胃粘膜切除術(EMR),胃粘膜下層剥離術(ESD)などの適応や実際の手技を学ぶ。

月間スケジュール・目標

1ヶ月:臨床腫瘍医に必要な 基本的知識と診断手技、分子標的薬や抗がん 剤の使用の基本理念,有害事象およびその対応方法などを身につける

2ヶ月:肺がん、膵がん、原発不明がんなどを中心とした各種がんの診断、 治療法を身につける

3ヶ月以上:気管支鏡、上・下部消化器内視鏡、腹部エコー、胸・腹水ドレナージなどの基本的治療手技を身につける

週間スケジュール

月曜日: 外来待機、病棟診療、17:30~研究ミーティング
火曜日: 午前:外来化学療法、超音波内視鏡(EUS)、超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)
15:00~ 症例検討会、センター長回診、18:00~抄読会
水曜日: 8:15~肺癌カンファレンス、18:30~肝胆膵カンファレンス (月1回)
木曜日: 午前:外来
午後:特殊検査・治療(気管支鏡, 全大腸内視鏡,ERCP,IDUS,胆道ステント挿入, EUS-FNAなどの膵・胆道領域の内視鏡的検査および治療,ならびにPTCD治療)。
18:00~ 医局会
金曜日: 外来待機、病棟診療

 

科目責任者からのメッセージ

 悪性新生物はわが国における死亡原因の第1位であり、今後も増加が予想されている重要な疾患である。その診断技術および治療法も日進月歩しており、がん医療に携わるためには膨大な量の知識を有することが求められる時代になり、がん患者を包括的にマネージメントできる臨床腫瘍医にかかる期待が高まっている。当センターにおける研修では、難治性固形がんの典型である肺がん、膵がん、原発不明がんについて、臨床腫瘍医に必要な基本的診断手技やオンコロジーエマージェンシーへの対応方法を学ぶとともに、急速な進歩を遂げている分子標的薬や抗がん剤の使用の基本理念、有害事象およびその対応方法を習得することを目標としている。積極的に取り組んでくれる方を大歓迎します。

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