本文へジャンプ

循環器内科

2012年度 卒後臨床研修案

 循環器疾患では、迅速な診断・治療が求められる場面が多く、研修期間に基本的な循環器領域の診断技術や治療につき体得する必要があります。当科での研修プログラムを通じて、多くの患者さんを経験して研修を終えた後には、皆さんが将来どのような専門を希望するかに関わらず、医師として循環器疾患に適切に対応できる基本的な診療能力を修得して頂けるものと自負しています。

内科基本・必修科プログラム(6ヶ月)

  • 基本的な関連症状(胸痛、動悸など)の問診や、心音・心雑音の聴取といった身体所見のとり方を体得します。
  • 基本的な検査である心電図、胸部レ線につき、所見判読の指導を行います。更に、指導医とともに心臓エコー図検査を経験します。
  • 救急領域では、頻度の高い症状(胸痛・動悸・呼吸困難・失神等)からの鑑別診断・治療について学びます。これらを通じて、心臓カテーテル検査といった専門的検査の適応患者の見分け方を学ぶことが出来ます。
  • 循環器カンファレンスや循環器回診への参加を通じて、適切なプレゼンテーション技術を体得します。また、循環器抄読会やリサーチカンファレンスへの参加で、大学での最先端の研究に触れることが出来ます。
  • 静脈・動脈ルートの確保、動脈血ガス分析の施行と診かたを体得します。指導医が中心静脈確保を行う際に、実際に介助を経験することで、今後自分自身で挿入する際の明確なイメージを持つことが出来ます。
  • 心臓カテーテル検査では、スワンガンツカテーテル検査の補助を経験することが出来ます。また、冠動脈造影の読影や血行動態の解釈を身につけることが出来ます。

循環器科・選択科プログラム

  • <週間スケジュール> 月曜~金曜の毎日午前は心エコー図検査、トレッドミル検査、ホルター心電図判読を行います。水曜夕方には、研修医の教育を主目的とした心エコー図カンファレンスで知識を深めます。また、火曜・水曜・金曜は心臓カテーテル検査、カテーテル治療(経皮的冠動脈形成術、末梢動脈形成術、不整脈アブレーション治療など)を行っています。その他にも、アイソトープ検査や心臓CT検査に携わって頂く機会もあります。
  • <1ヶ月> 指導医のもとで、中心静脈ルートの確保を施行します。また、心エコー図・ホルター心電図の判読の方法を学びます。心臓カテーテル検査では、スワンガンツカテーテルの挿入を実際に施行します。更に、冠動脈造影・左室造影の補助を経験します。循環作動薬・抗不整脈薬の基本的知識についても学びます。
  • <2ヶ月> 1ヶ月での経験+心エコー図検査では、ルーチンの測定技術を身につけます。心臓カテーテル検査では、左心カテのインフォームドコンセント、冠動脈造影・左室造影の一部の施行を経験します。また、冠動脈造影の更に詳細な読影を身につけます。電気生理学的検査 (EPS)の介助も経験します。循環作動薬・抗不整脈薬の使い方について、より実践的な指導を行います。
  • <3ヶ月> 1ヶ月+2ヶ月+経皮的冠動脈形成術の補助を経験します。ペースメーカー植え込みの補助や、EPSでの心内心電図所見の解釈についても指導を行います。この頃には、修得した技術・知識を、循環器チーム医療(心不全、急性心筋梗塞)に参加することで発展させることが出来ます。また、循環器関連学会での発表も経験することが出来ます。

各診療科・診療部の研修ポイントへ戻る

ページの先頭へもどる