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麻酔蘇生科

===さあキミも,気管挿管をマスターしよう!!!===

 臨床研修医のみなさん,ズバリ“気管挿管ができる”ようになりたくはないですか!!! 救急の現場で当たり前のように気管挿管して見せたら“できる研修医だ”と思われること間違いありません.また,病棟勤務では,“必ず点滴を成功させてくれる若いお医者さん”は,患者さんの信頼も厚くなり,良好なコミュニケーションを築くことができます.

 麻酔科蘇生科の基本・必修科目実習の第1の目標は,医師として必須の技術である静脈路確保と気道確保の修得にあります.静脈路確保,気道確保は,単に実習だけ重ねていてはうまくなりません. その裏にある理論を学び,実践し,指導医からのフィードバックを受けることにより短期間に技術を身につけることができます.

 第2の目標は全身麻酔を学ぶことです.“別に麻酔科医になるわけではない”と思われるかもしれませんが,全身麻酔とは,生理学と薬理学に基づいた生体制御学です.全身麻酔下では,患者は呼吸しませんし,循環系,泌尿系,代謝系の機能が著しく低下します.通常これらは,中枢神経系の支配を受けているわけですが,全身麻酔により中枢神経系が機能を失っている間は,麻酔科医が代わってコントロールしているわけです.ですから麻酔科蘇生科研修では,全身麻酔を通じて人体の生理的機構や各機構の有機的つながりを学ぶことができます.

以下に各コースでの実技内容を示します

<基本・必修科でのおもな実習内容>

  1. 静脈路の確保(目標:1か月コース30例,2ヶ月コース60例)
  2. マスクによる換気
  3. 気管挿管の実施(目標:1か月コース目標15例,2ヶ月コース50例)
  4. 気管挿管以外の気道確保(ラリンジアルマスクなど,2か月コースのみ)
  5. 脊髄くも膜下麻酔の経験(腰椎穿刺と同じ手技,2か月コースのみ)
  6. 動脈カテーテルの挿入(2か月コースのみ)

 さらに将来的に麻酔科も考慮しているという方や生理学,薬理学の基本を学びたいという方は,ぜひ選択科でも選択してください.

<選択科でのおもな実習内容>
上記の基本・必修科の内容に加えて

  1. 中心静脈穿刺(鎖骨下静脈,内頸静脈,エコーガイドによる方法も含みます)
  2. 硬膜外麻酔
  3. 経食道エコーの基礎(3ヶ月以上選択時のみ)
  4. TCIによる静脈麻酔(コンピュータ制御による麻酔方法)
  5. ハイリスク患者の麻酔管理(循環作動薬の使用方法を学びます)
  6. 緊急患者の麻酔管理(ショック時の対処方法などを学びます)

 麻酔科蘇生科に在籍中は,火曜日の朝に症例検討会,水曜日の朝に臨床研修医勉強会,木曜日の朝に抄読会がおこなわれ,出席が求められます.また,日々の症例に関しては,必ず指導医とともに麻酔管理にあたり,疑問点や問題点については,自己学習が求められ,後日フィードバックがあります.麻酔科蘇生科で研修して,“できる研修医”になりませんか?

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