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内分泌・代謝内科

「今,なぜ内分泌・代謝内科か?」

  • 肥満・糖尿病・高血圧症・脂質代謝異常などの代謝性疾患は遺伝的背景とホルモン異常に生活習慣が絡んで発症し、動脈硬化症(心筋梗塞や脳梗塞)、腎不全、あるいは脂肪肝炎を引き起こし、人類の未来を脅かしている。
  • また、下垂体、甲状腺、副腎などの古典的内分泌臓器に加え、今や、脳、心臓、血管、肝臓、腎臓、脂肪組織、骨格筋など、全身のあらゆる臓器が生理活性物質を産生し、さまざまな病態に関与している。
  • したがって、内分泌代謝学のトレーニングを受けることは、内科、ひいては医学のすべての領域に精通することなり、人間を全体として理解することにつながる。

「内分泌・代謝内科での研修目的」

  • 患者の臨床情報を総合的に判断し、裏に潜む病態を見抜く眼を持つ。これは臨床医として必要不可欠な資質であり、将来どの領域に進むにしても、まず当科で研修することを推奨する。
  • 大学病院では、一般の市中病院では経験し難い,稀な疾患の症例も多数あり、内分泌代謝専門医を志す医師にとって,当院での研修は貴重なものになる。
  • 内分泌代謝内科のスタッフは、考える医学を実践・教育しており、多くの研修医が、当科の研修プログラムを受け、全人的な医療の担い手として羽ばたいていくことを願っている。

「具体的な研修プログラム」

  • 基本必修(研修1年目)、内科後期研修(研修2年目)ともに、各研修医のその時点の臨床能力に応じて、各個人の能力ににあったステップバイステップの研修プログラムを組み指導する。
  • 研修医は,
    1. 指導医・指導助手とのデイスカッション;毎日
    2. 症例検討会;週一回
    3. 科長回診;週一回を通じて臨床情報を総合的に判断し、病態を把握する能力を習得する。さらに
    4. 糖尿病医療チーム回診;週一回では,糖尿病療養指導士やメディカルスタッフを交えた症例検討がおこなわれ、チーム医療の実際を経験する。

「目標とする技術習得」

1か月コース
 内容

  • 糖尿病、内分泌疾患入院患者を担当

 目標

  • 問診&診察所見、レントゲンや心電図、一般臨床検査値などの臨床情報を総合的に判断し、病態を把握する能力の習得(同時に見逃しやすい内分泌疾患の発見の仕方、コツの習得)
  • 各種内分泌負荷試験の手技と解釈する能力の習得
  • 甲状腺エコーと穿刺細胞診の技術の習得
  • インスリン療法・自己血糖測定の手技の習得
  • 糖尿病教室やチーム医療に参加による、患者教育の方法や医師としてのチーム医療の指導の実際の技術の習得

 手技

  • 採血、負荷試験の実際、甲状腺エコー、インスリン使用法

2か月コース

  • 上記1か月コースに加え、外来でも同様のことができるようになる。

3か月以上のコース

  • 上記1か月コースと同様であるが
     糖尿病専門医研修ガイドブック、
     内分泌代謝専門医ガイドブック、
     高血圧専門医ガイドブック
    に準じ、その内容を習得することを目標とする(数多くのさまざまな症例を経験するように調整する)。
  • 非常にまれで研修期間中に経験できない症例に関しては過去の症例などのデータを用い研修する。
  • 長期研修者は学会発表や症例報告論文の作成技術を学ぶ。

「週間スケジュール」

 
8:00~ カンファレンス
指導医、指導助手とデイスカッション
午前 外来、病棟 外来、病棟 外来、病棟 外来、病棟 外来、病棟
午後 病棟 病棟 病棟 科長回診 病棟
17:00~ カンファレンス
指導医、指導助手とデイスカッション
カンファレンス 糖尿病
カンファレンス
糖尿病
カンファレンス
   

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