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先輩からのメッセージ

平成29年3月修了者

大嶋 芳美
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

 私は大学卒業時に将来進みたい科が決まっていなかったため、地域医療連携実践プログラムを選択しました。1年目はたすきがけ病院である金沢医療センターにて内科、小児科、救急外科、精神科、放射線科をローテートし、2年目に大学病院で麻酔科、内科、小児科、眼科、皮膚科、公立つるぎ病院での地域医療、2W1Sコースで小児科と核医学、救急で研修を行いました。市中病院では当直や各科の研修を通して幅広い症例を数多く経験し、大学病院では自分の興味のある科にしぼって専門性の高い診療を学ぶことができ、充実した研修を送れたと思います。
 私はどの科を目指すにせよ大学病院への入局を考えていた為、大学での研修で医局の雰囲気や働き方を実際にみて知ることが出来たのも非常に参考になりました。大学病院では選択できる診療科や2W1Sコースなど研修スタイルも豊富です。学生時代のBSLなどでの見学と実際に患者さんを受け持ちながら診療をするのとでは印象が異なり、それぞれの科の新しい魅力を発見できたと思います。私は結局2年目のおわり頃までなかなか進路が決まらず、色々な科をみてみたいと研修スケジュールを何度も変更しましたが、その度に丁寧に対応していただけたのも大変ありがたかったです。まだ進む科が決まらないという方は大学病院のたすきがけコースで色々な科をまわってみるのはいかがでしょうか。将来どんな医者を目指すにせよ、大学での研修はきっと役立つと思います。

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近川 由衣
プログラムⅢ(内科専門プログラム)

 私は内科専門コース(血液内科)を選択しました。私は入学時から内科に進みたいと考えており、授業や実習を通して中でも血液内科を専門としたいと考えるようになりました。その上で、専門コースは大学と市中病院の期間、研修科を自分が専攻する医局と相談の上、自由に選択することができる点、そして専門科においては医員の一人として深い研修ができる点を魅力的と考え、選択しました。専門コースは原則として1年目の最初の3ヶ月間を大学で自分の専門科を研修することになっています。しかし、私は自分の専門科はむしろ他の科をある程度周り、最低限の基本を身につけた後に学びたいと考えていたので、医局長と相談の上、1年目は4月から12ヶ月間、市中病院(金沢医療センター)で過ごしました。つまり通常のたすき掛けコースと同じ流れで動いたことになります。さらに、血液内科は2年目に大学で集中して研修させていただくことにして、1年目は血液内科は回らず、その他の内科、外科、麻酔科、放射線科、救急の研修を行いました。市中病院は大学に比べ、症例数が多く、common diseaseがメインで、そして各科の垣根が低く気軽に他科の先生方に相談できるのが特徴です。また、医療センターは二次救急病院ですが、大学では体験しにくい救急当直も症例豊富で、心血管イベント症例の搬送も多く、軽症例から重症例の緊迫した場面まで経験することができました。そんな環境で様々な科の先生方から医学知識や考え方だけでなく、医師としての姿勢を学ぶことができたことは非常に良い経験でした。
 2年目に大学に戻ってからは、4月〜8月、1月〜3月の計8ヶ月間血液内科研修を行いました。血液内科では時に優しく時に厳しい指導のもと、主体的に診療にあたらせていただき、専門コースを選んだことの利点を感じました。まとまった期間に集中して研修を行うことで、専門知識や技能の習得がしやすいだけでなく、血液内科のように経過の長い患者さんと病気の苦しみや治療が奏功した喜びを共に味わうことができました。この経験が、医師としての喜びと責任を教えてくれたように思います。
 その他にもICU、麻酔科、精神科と回りましたが、いずれの科も大学ならではの非常に専門性の高い医療現場を経験させていただきました。大学においては抄読会などの発表の場が多くあり、日々のカンファレンスでのプレゼンテーションも市中病院以上に緻密かつ要点を押さえたものが求められる印象でした。まだまだ苦手ですが、初期研修医のうちにプレゼンの大切さを学ぶことができ良かったです。
 専門コースはプログラムの自由度がともすればたすき掛け以上に高いところ(私のように専門科を集中して回ることも必須ではありません)、専門科ではチームの一員として診療にあたることができるところが良い点でした。金沢大学で研修をすること、将来の診療科を学生の時点で決めているのであれば、専門コースで2年間の研修生活を有意義に過ごすことができると思います。

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原 賢人
プログラムⅤ(麻酔科専門プログラム)

 私は大学卒業時点で進みたい科が決まっていたため麻酔科専門コースを選択しました。1年目の4~9月はJCHO金沢病院で内科、10月~3月までは金沢大学病院麻酔科研修を行い、その後の2年目は最初の4~9月は神奈川県にある横浜栄共済病院で麻酔科、救急科の研修をさせてもらいました。その後金沢に戻り金沢大学で10~11月は麻酔科、12月は地域医療で沖縄のもとぶ野毛病院、2月は精神科、1月、3月は麻酔科で研修するという研修スケジュールでした。
 結局終わって振り返ってみるとほぼ麻酔科で研修しており、見方によればかなり偏った研修生活を送りました。しかし逆に専門コースであるため、将来を見据えて様々な手技をさせてもらえる機会も多く、また1~2か月だけ麻酔科をローテートする研修医の同期と比べるとやはり科の先生方の指導も熱心でより専門的なことを教えて頂けるのでそこはこのコースの大きなメリットだと思います。
 また金沢大学の専門医コースといっても指導医の先生との話し合いによっては実際ずっと金沢大学で研修するわけではなく、金沢にある別の病院や私のように横浜で研修することも可能です。大学で研修しているときは学生時代から一緒だった同期と互いの研修の苦労話、うまくいったことや将来について語り合ったりと色々と刺激を受けることができ、また横浜にいって初めて会う同期の研修医や後輩たちと仲良くなり互いに助け合いながら研修を行えたのはとても刺激的で有意義な研修でした。
 正直、他の科を実際にローテートする前に科を決めてしまい研修することはこの臨床研修制度の意味を考えると正しいことなのかわかりませんが、既に意思が固く志望科が決まっている方々にはおすすめです。

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笠原 理愛
プログラムⅥ(特別コース 小児科プログラム)

 私は大学卒業の時点で小児科専門プログラムを選択し、2年間研修をさせて頂きました。1年目は最初の3か月を大学病院の小児科で、残りの9か月を富山県立中央病院で内科・救急の研修を行い、2年目は1年間大学病院で小児科を中心に各科を回らせて頂きました。
 小児科専門プログラムは小児科を回る期間が他の方と比べると少し多めではありますが、希望すればそれ以外の科を研修することも可能です。必修や選択必修以外にも初期研修の時にしか回る事のできない他科の勉強もしたいと考え、2年目には放射線科や集中治療部なども研修させて頂きました。小児科は特に多岐にわたる分野に関わる科でもあり、様々な科で研修をでき、とても良かったと考えています。
 大学病院と市中病院では、疾患も違えば患者さんの社会背景も違ったりと、両者で研修できたことに意味があったように思います。市中病院ではよく言われるようにcommonな疾患が数多くある為、幅広く基本的な治療を研修するのにとても重要な期間でした。また、救急研修は初期研修医が処置や診断を含めて主体的に関わりやすい科ですので、そういった面でも市中病院での研修は大変充実していました。一方、大学病院は市中病院で診断・治療に難渋した症例が集まってきます。日々「なんだこれ」の連続で、少し油断すると何も身に付かないで終わってしまうような目まぐるしい研修でした。しかし、逆に言うと自分が求めれば勉強することは尽きない程あり、学会発表や論文作成などの指導体制も本当に充実しています。どれほどの内容が身に付いたかと振り返ると自信はあまりないのですが、そういった環境で学習する姿勢や考える姿勢を研修医の早い内に触れた事はきっと今後重要になるだろうと確信しています。
 2年間は長いようであっという間です。金沢大学の専門プログラムはもちろんメリットもあればデメリットもありますが、それはどこの研修でも同じだろうと思います。どこで研修しても自分次第であることは間違いないですが、金沢大学での研修は将来の見通しを持っている方には有意義で実りの多い研修となると思います。私は金沢大学での研修にして良かったと思っています。金沢大学病院での研修を迷っている方は是非参考にして頂ければ幸いです。

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平成28年3月修了者

中堀 洋樹
プログラムⅣ(外科系専門プログラム)

 僕は金沢大学研修プログラムⅣ 外科系専門プログラム(旧第1外科)で初期臨床研修をさせていただきました。1年目の4月から6月までは大学病院で、1年目の7月から1年間は福井県済生会病院で研修を行い、2年目の7月からは再度大学病院で研修を行いました。
 結局2年間の研修の内、必修の内科6ヶ月、救急3ヶ月、麻酔科2ヶ月、地域医療1ヶ月を除く12ヶ月間を全て外科で研修させていただきました。かなり偏ったアグレッシブなスケジュールですが、その分、専門プログラムを選択しておらず3年目から外科をやろうという先生と比較すると、手技やその他外科的な知識・経験でかなり先に行けているのではないかと思います。
 専門プログラムということでやはりそれだけ熱心に科の先生方に接していただけたように思います。厳しくも優しくほとんど科の一員として扱ってくださり研修のモチベーションも上がります。
 また僕の代から新しく出来た制度として、海外研修があります。僕は2年目の8月に2週間ニューヨークに研修に行かせていただきました。正直全く英語が得意だったわけではなく、むしろ苦手だったのでそれをなんとかしたいという気持ちで参加させていただきました。現地の模擬患者さんを相手に英語での診察などを経験させていただき、無理矢理にでも英語で話さないとどうにもならない状況に身をおくことで、実際に英語で話すことに抵抗がなくなりました。興味のある方はぜひこの海外研修への参加もおすすめします。
 専門プログラムはかなり尖ったプログラムで正直万人にはお勧めできませんが、既に志望が決まっている方々にはかなりお勧めではないかと思います。

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西野  翼
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

 医師国家試験後の初期臨床研修2年間は、大変充実したものでした。
私は大学卒業時点で眼科に入ろうと考えておりました。そのため、2年目の研修の多くは大学病院で眼科を勉強したく、たすき掛けプログラムを選択しました。専門プログラムをあえて選択しなかったのには、実際に研修をしてから他の科に興味が出てくる可能性は否定しきれないと考えたためです。1年目は福井県済生会病院、2年目は金沢大学病院で研修を行いました。
 1年目は内科、救急、小児科、産婦人科、麻酔科をローテートし、様々な分野の知識や技術を習得する機会を得ました。多くの科の先生方やコメディカルのみなさんにご指導いただき、今後医師として診療していくための基礎を築け、有意義な研修をさせていただきました。
 2年目は眼科を半年、残りは内科、放射線科、麻酔科、精神科、地域医療の研修をいたしました。眼科は入局予定科なので1日も早く一人前になりたいと思い研修に取り組みました。多くのことを指導医や先輩の先生方がわかりやすく指導してくださり、勉強し質問すればするほど眼科学を学ぶ意欲が湧いてきました。また1か月しかローテートしなかった科でも、眼科に入ることを指導医の先生にお伝えすると、その上で役立つ知識を数多くご教授いただき、大学病院の研修の良さを改めて実感いたしました。
 どの科に入るのであれ、大学病院とのたすきがけ研修はとても有意義で勉強になると思います。どこの科に進むにしろ、金大での2年目の研修は必ず役に立ちます。ぜひ金沢大学で充実した研修期間を過ごしていただきたいと思います。

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高坂 満
プログラムⅢ(内科系専門プログラム)

 私は富山県出身で、社会人生活を経て、北海道にある大学医学部を卒業し、金沢大学附属病院プログラムⅢ(内科系専門プログラム:神経科精神科)の臨床研修生活に入ることになりました。
 1年目は富山県の基幹病院で研修し、主に内科、救急、精神科などを回りました。
 2年目は金沢大学附属病院で神経科精神科を中心に回りました。精神科での研修は、指導医の先生にほぼマンツーマンの指導をしていただき、基本的なことから、応用まで一つ一つ丁寧にご指導いただき、大変勉強になりました。金大は気分障害、発達障害、統合失調症、摂食障害、身体症状症など、若い方からお年寄りまで多様な患者さんが多く、様々な症例に触れることができました。午前中は初診患者さんの予診を担当し、午後は入院患者さんを診察するという日程でした。金大病院の精神科病棟は一般病棟より広く明るく、快適につくられており、患者さん、スタッフともどもよりゆったりと過ごせたと思います。ほぼ月1回発表する症例検討会で、やや変わった観点からの考察を発表しても、それを受け止めてくださる学問的に広い度量に驚きました。
 2015年度研修で特筆すべきは、8月の2週間にわたる米国ニューヨーク医療研修(希望者のみ)でした。ニューヨークで医療面接研修、最先端研究所訪問、総合病院訪問、ニューヨークで活躍されている日本人訪問、研修終了後夕方のニューヨーク現地視察(ブロードウェイ、911跡地など)などの個人では到底不可能な大変貴重な体験をさせていただきました。世界をリードするアメリカン・スピリットに直に触れることができ、国際的な観点から、日本の医学医療を俯瞰し、日本から世界に発信できるような研究をしたいというモチベーションを掻き立ててくれるような夢のような体験でした。
 また金大病院では地域医療実習で沖縄をはじめとした全国各地から地域医療を選択できる制度があります。私は10月に沖縄県那覇市のクリニックで地域医療実習をしました。北陸とは違った風土、習慣、文化に触れることができ、大変有意義でした。
 金大の先生は概して教育熱心で、どんな基本的なことを質問しても、丁寧に親切に、優しく、手間ひまを惜しまず、答えてくださるので、本当に助かりました。基礎から応用まで、こんなに恵まれた教育環境は望めないくらいでした。自信をもって、金沢大学附属病院での臨床研修をお勧めします。

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臼田 圭佑
プログラムⅢ(内科系専門プログラム)

 私は学生時代から内科医を目指していたため、内科系専門プログラムを選択しました。内科専門プログラムといっても内科ばかりを見るのでは無く、必修選択の救急や麻酔科はもちろん、その他の分野に関しても自由度の高い選択を行うことができます。私の場合は、1年目の時点では各内科を回って専攻を選ぼうと考えていたため、循環器内科や消化器内科、代謝内科、腎臓内科などで幅広く研修し、1年目の途中で循環器内科を専攻しようと決めてからは2年目の多くを循環器内科で研修しました。またたすきがけ先の病院も北陸圏内の多くの病院の中から選ぶことができました。
 私は初めの6ヶ月は大学病院で、その後1年間金沢医療センターで研修を行いました。大学病院と市中病院では業務や学べる内容が全く異なり、また研修科ごとの雰囲気も全く異なります。大学病院では疾患を深く掘り下げ、病態の評価や、治療の根拠などに関してプレゼンテーションを行う機会が多くあります。一方で市中病院では大学病院よりも多くの患者を受け持ち、豊富に症例を見ることができます。何れも医師として成長する上で非常に重要であり、双方を早いうちから経験できるという面ではたすきがけのプログラムは非常に優れていると思います。また市中病院ではカンファレンスの少ない科の場合、業務に慣れてくると診療がルーチン化しかねない面がありますが、大学病院ではカンファレンスなどを通して多くの先輩医師の目に晒されるため、より深く勉強しようという姿勢が身につくと思います。また大学病院は市中病院と比較して多くの先生方がいるため、様々な先生に様々な意見を聞くことができる点も良かったです。このため専門を決めている場合は市中病院だけでなく、大学でも研修した方が得るものが多いと思います。
 2年間は長いようであっという間です。特に1ヶ月間の研修は本当にすぐ過ぎ去ってしまうため、研修科は将来に繋がる方向性を持って決めた方が有意義な研修生活を送れると思います。

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宇佐美 雅章
プログラムⅥ(特別コース 小児科プログラム)

 私は大学卒業時点で専門に進みたい科が決まっていたため、小児科専門コースを選択しました。1年目の4~6月は大学病院小児科で、7月から翌年3月までは金沢市立病院で内科、救急の研修を行い、その後の2年目は金沢大学病院で地域医療、小児科、麻酔科、精神科の研修をさせてもらいました。また、そのうち1か月は金沢市立病院からフランスへ留学させてもらう機会を頂くことができ、大変充実した、学び多い研修医生活を送ることができました。
 専門コースといえども、研修する科は比較的自由に選択できます。また、専門コースであるため、将来を見据えて様々な手技をさせてもらえる機会の多いことも特徴の一つだと思います。もちろん、大学病院であるため、担当する患者数が多いわけではないですが、その分患者1人1人に対して、しっかり向き合うことができるのも大学で研修することのメリットだと思います。
 研修を始まる前に専門をある程度決めてしまうことに対しては、研修に偏りができるなどのデメリットもあるとは言われますが、専門コースならではのメリットも数多くあり、自分の中である程度決まっているのであれば、今後の自分の医師としての生活も見据えて学べる大変貴重な2年間になると思います。
 また、大学での研修は、同期も多く、様々な科に繋がりを作る機会になり、普段愚痴を言ったり、困ったことがあった際に助け合える仲間がたくさんできることは、この医師としての人生の中でも貴重な二年間になると思います。ぜひ、大学病院での研修生活のメリットも考え、充実した研修生活を過ごしてください。

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平成27年3月修了者

三浦 雅
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

 私は,大学卒業時点で志望科が決まっていなかったので,たすきがけプログラムを選択しました。1年目は金沢医療センターで,内科,麻酔科,小児科,救急をローテートし,2年目より大学病院で研修を行いました。
1年目は,ローテートする科を選択する際に,ある程度制限が設けられており,その制限の中での選択でした。しかし,この制限のおかげで,逆に自分では選択しなかったと思われる科を回り,様々な分野の知識や技術を身に付けることができ,結果的には非常にためになったと思います。2年目は,自由に科を選択することが可能です。私は,内科系に進もうと決めていたので,1年目に回ることができなかった腎リウマチ内科や呼吸器内科,そして1年目にローテートした際に興味を持った消化器内科を中心に研修を行いました。その他にも,検査部や放射線科などを回り,心エコーや画像の読影などの医師として必要なスキルの習得もできました。また,普段は検査技師の先生方にまかせっきりになっている,細菌培養・染色やその読み,肝炎ウイルスなどのDNA,RNA定量検査などの仕組みを学んだり,これらの検査をオーダーする際に気を付けた方がいいことなどを知ることができ,本当に勉強になりました。
 専門科を決めてしまった方がいいのではないかと迷っている方もおられると思いますが,回ってみないと分からないことの方が圧倒的に多いと私は感じましたし,学生時代は全く考えてもいなかった科に進みたくなるかもしれません。(実際私はそうでした。)
 専門科を決めた方が,研修の際のモチベーションが高くなると良く聞きますが,そんなものは本人次第です。迷っているならたすきがけプログラムで十分ではないでしょうか。
 愚説でしたがプログラム選択の際に,一助となれば幸いです。

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伊良部  仁
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

 私は、専門コースではない、いわゆる単なる大学と外病院とのたすきがけプログラム、地域医療連携実践プログラムにより1年次に福井県済生会病院、2年次に金沢大学病院で研修しました。
 私は志望の診療科が決まらないまま研修生活をスタートしました。なるべく多くの診療科やそのスタッフの近くで働き、肌で各々の現場を感じてみたいと思っていました。内科6ヶ月であったり、救急3ヶ月といった国の決まり(しばり?)がありますが、自由選択期間が11ヶ月間あり、しかも大学病院では診療科の選択肢が非常に多く、興味に合わせて研修を行うことが出来ました。
 大学病院での研修は、「common diseaseは少ない」「珍しい疾患だらけ」「その科の専門に偏ってるんじゃ?」といったイメージがありました。一部正しいところもあるような気がしますが、そのようなnegativeなイメージは研修して払拭されます。カンファレンスにおけるプレゼンテーションのトレーニング、指導医たちによる日々のフィードバックの質の高さ、外病院で診れないほどの重症例の治療等、大学病院ならではの凄さを目の当たりにできることが良い点に挙げられると思います。
 また、研修に関しては非常にFlexibleで、必要と思った診療科への変更は申し出れば迅速に卒後臨床研修センターが手続きしてくれます。研修の途中で、小児科に進むことに決めました。その後の研修科に関して、小児外科や新生児科へのローテート変更も容易にできました。自分のやりたいことを途中で見つけた時の病院側の対応もすばらしいものでした。
 初期臨床研修の2年間はとても早く、自分次第で今後にどう影響するか重要な時期であるということ。どの医師に尋ねてもそう返ってくると思います。どこで研修しても自分次第であることは間違いないです。研修先として市中病院と大学病院で迷っている方もおられることと思います。僕も迷っていましたが、大学病院での研修にしてよかったと今は思います。是非、金大病院で研修してください。一緒に働きましょう。

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田辺 命
プログラムⅢ(内科系専門プログラム)

私は学生時代に血液内科を専攻することを決めていたことからプログラムⅢ(内科系専門プログラム)を選択しました。研修一年次最初の3か月は当院第3内科(血液内科)で研修し、その後9か月間は七尾市の恵寿総合病院で研修しました。恵寿総合病院では循環器内科、脳神経外科、救急、産婦人科、小児科、消化器内科、感染症内科と多様な科で学びました。その後、2年次の5月から再度当院に戻り麻酔科、リウマチ内科、呼吸器内科、集中治療部、精神科、放射線科を研修した後に血液内科を再度研修しました。
専門プログラムと銘打たれてはいますが、将来決めた科のみを選択することを強制されてはいません。もちろん集中的に1つの科を研修することも可能ですが、一方で私のように今だけしかローテートできない他の科を中心に研修することも可能です。特に専門プログラムだからと差別されてしまって教えられないことはなく、寧ろ将来必要になる知識・手技を厳選して御指導頂けました。
専門プログラムの欠点としては1) たすき掛けの研修病院が専門科の関連病院に限られる点(私の場合は第3内科の関連病院に限られました)、2) 学生時代で専攻科を決めなければならない点が挙げられます。しかし利点として、1) たすき掛けの研修期間に融通が利く(私は9か月でしたが、最大12か月まで延長することも可能)、2) 2年次より大学院へ進学可能、などがあります。将来の専攻科が決まっているのであれば「何となくローテート」ではなく、「この科ではこの手技を習得したい、こういった症例を経験したいと目的を持ったローテート」を送ることができる専門プログラムを選択することで、より有意義な研修を送ることができると思います。

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平成26年3月修了者

市村 裕輝
プログラムⅠ(高度医療周辺プライマリ・ケアプログラム)

 私は大学病院にて2年間研修するプログラムを選択しました。当時は、将来的にやりたいことは漠然と決まっていましたが、志望科を決めることが出来ていなかったこと、ことより大学病院で2年間研修することに決めました。
大学病院での研修では、経験症例は少ないながら、一つ一つじっくりと考える必要があり、各科での診療における考え方の基本についてしっかりと学ぶ事ができました。また、カンファレンスなどを通し、プレゼンテーション能力について向上を図ることが出来たと思います。「考え方」という点においては金沢大学病院での研修は非常に有意義であると思います。
また、多くの経験豊富な先生方から助言をいただけた事もあり、個人的には、自分に不足していることを把握でき、今後の方針を定めることが出来たことも2年間の収穫かと思います。
さて、先輩ぶって後進へ研修についてアドバイスをしたいところですが、私自身は右往左往しつつ研修生活を過ごしたため、あまり良いことは言えません。思い出すと、研修を始める前に、私の尊敬する先生から「研修の先を見据えて研修しなさい」とアドバイスをいただきましたが、その実践は出来ませんでした。
2年間は始まる前は長いように思えますが、終わってみると非常に短い期間です。「研修」だけではなくその後の長い医師人生まで考えた上で研修を選ばれる事をお勧めします。そして、長期まで考えた場合には大学病院での「考える」研修も良い選択肢であるとは思います。

以上、私なりに2年間を振り返っての反省です。皆さんの参考となれば幸いです。
将来、皆さんと一緒に仕事が出来ることを期待しております。

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杉本 優弥
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

私は循環器内科と消化器外科に興味があったため、比較的自由度が高いたすきがけプログラムを選択しました。市中病院ではcommon diseaseを多く経験でき、また大学では専門的な治療を行い、充実した教育環境で研修ができました。そして最終的に、より興味があった消化器外科に決めました。研修を終えて、僭越ながらこれから研修をする学生に1つだけアドバイスをしたいと思います。
それは「明確な目標をもって研修をしてほしい」ということです。研修医のうちは上級医の指示のもとに診療を行うことが多く、ただ「こなす」ようになりがちです。しかしたとえば「自分で主体的に診療を進めるようになる」という目標があれば、同じ仕事内容だとしても、自然と処方した薬や検査の必要性などを考えるようになると思います。恥ずかしながら私の場合は、進路を決めたあとに、その目標が定まりました。そして今思えば、無駄ではなかったにしろ、もっと有意義にできた研修内容があったと思います。進路を決めた人、決めていない人、どちらも将来働いている自分を想像して研修をしていってほしいと思います。駄文ではありますが、皆さんの研修の一助となれば幸いです。
最後にお世話になった先生方、研修をさせていただいた研修センターに感謝の意を述べます。

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西谷 雅樹
プログラムⅢ(内科系専門プログラム)

私は内科系、特に消化器内科へ進むことを学生時代から決めていたためプログラムⅢ(内科系専門プログラム)を選択しました。一年目最初の3か月は第1内科をローテートし、その後12か月を公立松任石川中央病院で研修させていただきました。公立松任石川中央病院では内科と救急、外科、小児科、精神科をローテートし、2年目の9月より金沢大学で研修をさせていただきました。
専門プログラムと言っても大学を中心にローテートするわけではなく、“たすき掛け”のように他の病院をローテートすることも可能です。内科専門コースではありますが、もちろん私のように外科系を回ったり、希望があればどこの科でもローテートすることは可能です。他のプログラムと異なるのは、比較的融通がきくことだと思います。将来入局する医局を決めて研修を行うので、必要な症例や手技を学ぶため、自分の行きたい病院を優先的に選択することも可能です。将来のビジョンも見えていますので、1症例ごとのモチベーションも高まり、有意義な研修を行えました。手技のみならず、プレゼンテーション(カンファレンスや学会)をする機会も多かったため、医師として必要なスキルを身につけられたと考えております。
専門プログラムは早い段階(学生時代)で決める必要があることは欠点になりますが、私のように将来進む科が決まっているなら、他のプログラムでは味わえない充実した研修が行えると思います。これからプログラムを決められる皆様の手助けになれば幸いです。

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清島 典子 
プログラムⅣ(外科系専門プログラム)

私は金沢大学の耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門コースを選択しました。具体的には、1年次の初めの3か月を金沢大学の耳鼻咽喉科で、その後、富山県立中央病院で内科6か月、救急3か月を研修し、2年次には金沢大学で麻酔科2か月、精神科1か月、公立松任中央病院で耳鼻咽喉科を5か月研修させていただきました。2年次の2月に出産したため、残りの4か月間は産休休暇を取りましたが、無事に初期研修を終了することができました。私は学生時代から耳鼻咽喉科に進むことを決めていました。また、研修医のうちに結婚の予定もあったため、今後、出産育児などでどうしてもブランクがあいてしまうことを想定し、自分が進む診療科を少しでも早めに研修し手技や知識を身に付けたいと考え、この研修プログラムを選択しました。専門コースといっても、内科と救急は関連病院でしっかり研修することができますし、大学では興味のある診療科を選択し研修することが可能です。実際に私は富山県立中央病院の救命センターで3か月間、毎日多くの症例を経験することができました。また、このコースでは自分が進む科を早期から意識して研修することが最大の魅力だと思いますが、私の場合は、松任中央病院の耳鼻咽喉科で初診患者さんの外来診察、病棟管理、手術の助手と何回か執刀もさせていただき、とても勉強になりました。
初期臨床研修は医師としての第一歩です。自分の進む診療科が決まっているいないに関わらず、さまざまな診療科を経験することも大切だと思いますし、早期から一つの診療科を重点的に研修することもいいと思います。金沢大学の研修プログラムにはどのような形にも対応できるコースがあります。自分の将来像を考えながら、有意義な2年間を過ごしてください。

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平成25年3月修了者

北山 昌平
プログラムⅠ(高度医療周辺プライマリ・ケアプログラム)

私は大学で2年間初期研修をするコースを選択しました。最初に第三内科を5か月ローテートさせて頂き、その後は精神科を4か月程選択しました。その後放射線科、救急、代謝内科等をローテートし、2年目の春に精神科に入局することを決めました。2年目の月から再び6か月程度精神科を周り、長期的に患者さんを診療する精神科ならではの楽しさ、そして大変さを経験することが出来ました。2年間の研修で、素晴らしい諸先生方から医学なことから社会的なことまで教わることが出来ました。素晴らしい先輩方に様々なワークショップや飲み会、勉強会等に誘っていただき、熱心に実技や医療の考え方の指導をしていただきました。大学病院で培ったことをいかして、後期研修の勤務先でも一層の精進を重ねていきたいと思っております。臨床研修センターのスタッフの方々や、総務課の方々にも様々な面でお世話になり、巨大な機構の中で助け合っていく社会システムを感じることが出来、色々な視点を持つことの大切さを学びました。大学でお世話になった方々に感謝の言葉を述べて、この文章を終わりたいと思います。
どうもありがとうございました。これから初期研修される皆さんも是非頑張ってください。

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柘植 俊介
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

医師としての第1歩である初期研修が修了しました。金沢大学のたすきがけプログラムを選択し1年目は福井県立病院、2年目は金沢大学附属病院で研修をさせて頂きました。
初期研修は長い医師人生の中のたったの2年間です。医学に関しての知識、 技術の習得と、それ以上に自分がどのような医師として、どのような人生を歩むかといったことを選択する大切な時期だと思います。本人のやる気さえあれば研修施設はそれ程問題ないのかもしれません。しかしながら、仕事をする環境というのは高いモチベーションを持ち続ける点において大変重要な要素の一つです。日々の診療技能は勿論、やる気を与えてくれるのは同期であり、後輩であり、ピンチの時に助けてくれる経験豊かな指導医です。私が研修した病院は、そうした仲間や先生方に出会えるチャンス、環境が望める研修施設でした。また2年目からは希望通りに研修科を選択し、その科その科で色々な診療手技や考え方に触れることができ大変貴重な経験でした。

以上は私なりに研修病院を選択する上で重要な要素と考えた限りです。皆さんの参考となれば幸いです。将来、皆さんと一緒に仕事ができることを期待しております。

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森 雅之
プログラムⅢ(内科系専門プログラム)

私は、学生の頃から循環器内科へ進むことを決めていたので、内科系専門プログラム・循環器内科専門コースを選択しました。研修期間の内訳としては、金沢大学附属病院11ヶ月間の他、芳珠記念病院10ヶ月間、KKR北陸病院3ヶ月間と市中病院での研修期間も約1年間設けました。
専門プログラムを選択した最大の収穫は、カテーテルを中心とした様々な手技を1番手でする機会に恵まれた事です。手技の上達とともに、その適応および背景疾患を総合的に判断することも学びました。また、研修医でありながら学会発表をする機会を4回も得て、スライド作成からプレゼンテーションまで、上達したと実感してます。
専門分野に特化した研修はいい意味で偏りはありますが、必修科目に対しても循環器内科医という立場から研修することができ、2年間という研修期間を非常に充実して送ることができました。

将来進みたい科が決まっていたら、是非専門プログラムで研修を行うことをお勧めします。

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松山 聡子
プログラムⅣ(外科系専門プログラム)

私は、1年次に富山県立中央病院、2年次に金沢大学病院で研修しました。金沢大学病院での研修の魅力は数多くありますが、いくつかを紹介させていただきます。
第一に、個々に応じた独自の研修プログラム、まさに夢実現プログラムの作成が可能な点です。研修科の選択のみならず、自分の目的・能力に応じて分野を選択することができます。経験に伴い、自分の目標や目標達成のために必要な事も変わると思いますが、それに伴いプログラムを作りかえる事も可能です。
次に、大学病院と関連病院の2つの病院で研修できることも大きな魅力のひとつです。両者で経験できる症例も役割も大きく異なるため、必然的に鍛えられる能力も異なります。そのため、両者で研修することで、より広く成長することが可能だと思います。私も関連病院では救急、手技、豊富な症例などを通して「医師としての行動力」を、大学病院ではカンファレンスなどを通し「医師としての思考力」をより重点的に鍛えることができたのではないかと思います。
最後に、ロールモデルとの「出会い」にあふれる点です。研修期間における人との出会いや経験は医師としての生き様を左右するとのお話しを聞かせていただいたことがあります。私もかけがえのない出会い・経験をさせていただき、素敵なロールモデルの先生方と出会う事ができました。今後、その関係を継続しながら勤務できることも大学病院での研修の大きな魅力だと思います。

みなさんも是非、金沢大学病院を拠点に充実した研修生活を過ごしませんか。

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加納 亮
プログラムⅣ(外科系専門プログラム)

私は学生の頃から、耳鼻咽喉科を北陸でしていこうと考えていたので、金沢大学の外科専門プログラム(耳鼻咽喉科・頭頸部外科コース)を選択しました。1年目の3ヶ月を金沢大学の耳鼻咽喉科でスタートし、残り9ヶ月、富山県立中央病院で内科・救急を学び、2年時には市中病院での耳鼻咽喉科を経験し、12月から大学病院の耳鼻咽喉科に戻ってきました。
外科専門プログラムの良いところは、大きく2つあると思います。1つ目は、特有の手術手技や、診察方法などを早くから学べることです。私自身、執刀をさせて頂いたり、外来診療をする機会があり、2年間という長い研修の中、モチベーションを保つことができました。また、指導医の先生も同じ科を志す人へは、人一倍の熱意を持って教えてくれます。2つ目は、これから医療を共にしていく人と早い段階に交流を深め合い、将来のアドバイスがもらえることです。
自分の将来が決まっている人にとって専門コースは、そのモチベーションに答えてくれるプログラムだと思います。興味のある方は、ぜひ見学に来てください。

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平成24年3月修了者

大島 恵
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

私は、地域医療連携実践プログラムにより1年次に金沢医療センター、2年次に金沢大学病院で研修しました。2年間を通して感じた本研修の魅力を挙げます。
第1に、研修に適した「環境」です。私の代より自由選択期間が11ヶ月間に増えました。大学病院では科の選択肢が多く、またどの科でも研修医の受け入れ態勢が整っているため、自分の目的や能力に合わせて独自の研修を作り上げる事ができました。さらに研修医室には、文献検索を始めとして日々を快適に過ごすための設備が揃っていました。第2に、かけがえのない「出会い」です。経験豊かな指導医がどんな時も相談に応じて支えてくださり、教科書に載っていない臨床のエッセンスを教えてくださりました。また患者さんの笑顔にはいつも元気をいただきましたし、看護師や薬剤師、栄養士を含めスタッフの方々と接する事により初めてチーム医療の意義を実感しました。そして同期の研修医は共に苦楽を分かちあった大切な存在でした。第3に、将来の糧となる「経験」です。各病院の症例は豊富であり、経験すべき症例は1年次に大体網羅し、2年次には興味のある専門科での研修や手技の鍛練に専念する事ができました。また海外学会への参加や地方会での発表も印象的な思い出となりました。
以上は充実した初期臨床研修を行うために欠く事のできない観点かと思います。今後も多くの研修医が金沢大学病院を拠点に活躍していくことを期待しています。

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橋本 政史
プログラムⅡ(地域医療連携実践プログラム)

私は金沢大学病院のたすきがけプログラムを選択し、1年目に高岡市民病院、2年目に金沢大学病院で研修を行いました。
1年目の高岡市民病院では、救急外来での初期対応や数多くの入院患者を担当し、主にcommon diseaseを経験することが出来ました。2年目の金沢大学病院では、1年目とは異なり担当症例の数は少ないのですが、専門性の高い疾患が多く、論文を検索したり、カンファレンスで上級医からアドバイスをいただいたりして、1例1例に対してじっくりと勉強することが出来ました。
外科系専門コースを選択する同期が大勢いたので、専門を決定せずにたすきがけプログラムを選択することは不安もありましたが、実際に各科をローテーションすることで、多くの科の先生から専門的な知識を得ることができました。また、実際に働くと、各科に対する印象も学生時代とは大きく変わることと思います。初期研修の間でしか学べない多くの事を学べた充実した2年間だったと思います。

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小林 英士
プログラムⅢ(外科系専門プログラム)

私は金沢大学の外科系専門プログラム(耳鼻咽喉科専門コース)で研修をさせていただきました。私は学生時代より耳鼻咽喉科に興味があったため、専門プログラムを志望しました。私が研修を始めた年が専門プログラムが本格的に始動した初年度ということもあり、当初は不安も大きかったです。しかし、実際に研修を初めてみると入局予定の耳鼻咽喉科の先生はもちろん、他科の先生や市中病院の先生方もあたたかく迎えてくださり、充実した研修を行うことができました。
私が専門プログラムを選択してよかったことは、手術の経験を多く積むことができたことです。研修期間中、数多くの手術に入らせていただき、時には執刀もさせていただくことができました。また、コツのいる耳や鼻などの診察も、病棟や外来などで多く経験を積むことができ、非常にためになりました。
将来皆さんと一緒に仕事ができることを期待しています。

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平成23年3月修了者

小林 玄洋
プログラムⅡ(地域医療連携実践コース)

私は関東出身ですが、地元には帰らず学生の時にお世話になった先生方の元で、勉強したいと思い大学病院で2年間研修するコースを選択しました。
金大病院の研修は本当によかったと思います。まず、卒後臨床研修センターの方が、事務的なことをして下さり、研修スケジュールの希望を可能な限り通して下さろうとし、研修生活を支えてくれます。そして、年間指導医を指名できることも魅力の一つです。いわばチューターみたいな存在で、決して形式的なものではなく、研修はうまくいっているか、落ち込んだりしていないかなど、常に気をかけてくれます。困った時には一緒に診療をしてくださることもありました。
大学病院での研修は、市中病院ほど症例数はありませんが、その分、一人一人をじっくり診ることができます。手技も、積極的な姿勢をみせれば、やらせて頂けます。大学はカンファレンスが多いのは事実ですが、その準備をすることで、患者さんの問題点を見つけ、それについてのアセスメントをする能力を鍛えることができました。これは、医師としてはどの科に進もうと非常に大切なことだと思います。
ストレスがたまった時には愚痴を言い合える仲間が多いのも助かりました。
皆さんも是非、金大病院で充実した研修医生活を送ってほしいと思っております。

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大江 迪子
プログラムⅡ(地域医療連携実践コース)

私は金沢大学のたすきがけプログラムにより、高岡市民病院で一年次の研修をさせていただきました。研修医の数としては少ないですが、その分様々な症例を診させていただいたり、手技をさせていただける機会が多く楽しく過ごすことができました。二年次は大学での研修を行いました。大学では症例に関してのプレゼンテーションをする機会が多く、最初は全く慣れず、正直な気持ちではプレゼン自体が嫌でしたが、医師として患者さんの情報を正確に把握・整理し、問題点を検討するということは当たり前であるのですが重要であると感じるようになりました。
研修を始めるにあたってどのような病院を選択するかということは非常に難しい問題であると思いますが、私が二年間の研修を終えて思うことは、金沢大学のたすきがけプログラムは医師に必要な思考力と行動力の両方の成長に役立つのではないかと思います。また、行く先々の病院がどこであっても、そこで得られた方々とのご縁は大切だと感じました。
初期研修期間はあっという間ですので、限られた時間を大切に活用してください。

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捶井 達也
プログラムⅢ(外科重点研修プログラム)

外科専門プログラムで率直な感想としては、とにかく大変でした。朝は早くから、夜は遅くまで。病院に泊まることもしばしばありました。医師になり、一番始めに教えてもらったことは知識や手技ではなく、医師としての心構えを教えて頂いたことでした。それによって患者様と特に大きなトラブルなく、信頼を得ることが出来ました。そういった条件の下で診療を行ったために、知識はより深い知識となり、数多くの手技を身につけさせて頂きました。上級の先生には、単なるお客様研修医ではなく、真剣に指導して頂いたことには非常に感謝しています。長い外科人生において、最高のスタートを切ることができたと自負しています。

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