金沢大学附属病院 Kanazawa University Hospital

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血液浄化療法部

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  • 血液浄化療法部長
    坂井宣彦

  • 1967年院内措置の中央診療施設である透析センターとして発足し、1990年金沢大学医学部附属病院血液浄化療法部として設置されました。
    血液浄化療法部は日本透析医学会および日本アフェレシス学会の認定施設であり、各診療科からの依頼を受けて年間約4,000件の血液浄化療法を施行しております。スタッフは日本腎臓学会、日本透析学会あるいは日本アフェレシス学会の専門医です。
    院内各診療科並びに関係部署と連携し、専門性の高い安全な診療を行うように日々努めております。

内容

  • 慢性腎不全、急性腎不全に対して病態に応じて、血液透析、血液濾過、血液濾過透析、持続血液濾過あるいは持続血液濾過透析を施行しております。
  • 日本透析医学会が定める水質基準を満たした透析療法を施行しております。
  • 腹膜透析の導入、維持管理も可能です。
  • 種々の疾患に対するアフェレシス療法も施行しております。
    • 血漿交換療法(重症筋無力症、ギランバレー症候群、天疱瘡などの免疫関連疾患や血液疾患、 ABO 血液型不適合移植術前処置、肝不全など)
    • 顆粒球除去療法(炎症性腸疾患など)
    • 血液・血漿吸着療法(家族性高コレステロール血症、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、閉塞性動脈硬化症など)
  • 透析の技術を用いた腹水濾過濃縮再注入も行っております。

特徴・特色

  • 年間約4,000件の血液浄化療法を施行しています。またアフェレシス療法におきましても、血漿交換療法や血液・血漿吸着療法、血球除去療法を施行しています。腹水濃縮再静注療法の件数も増加傾向です。アフェレシス療法の割合が比較的高いのが特徴です。
  • 心臓バイパス手術や移植手術など専門性の高い治療ならびに特殊検査などで当院に転院される場合が多いのも特徴です。緊急対応含めて、各診療科との綿密な連携により透析管理を行っております。
  • 透析療法従事者職員研修を毎年開催し、他医療施設から積極的にスタッフを受け入れ、実習を行っております。