金沢大学附属病院 Kanazawa University Hospital

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内分泌・代謝内科

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診療科案内

  • 診療科長
    篁 俊成

  • 内分泌・代謝内科では、代謝疾患(糖尿病、肥満症、脂質異常症など)と内分泌疾患(下垂体、甲状腺、副腎、骨、性腺など)の診療を担っています。糖尿病センターでは、人工膵臓、持続血糖測定、間接カロリー計などを用いて、病態を詳細に把握しながら、多職種からなるチーム医療で個々の患者さんにとって最適で全人的な医療、および肥満外科手術を推進しています。内分泌センターでは、放射線科・泌尿器科(副腎疾患)、頭頸部外科・核医学診療科(甲状腺疾患)、脳神経外科(下垂体疾患)、等との合同カンファランスで、適切な診断・治療を選択します。北陸における原発性アルドステロン症診療の拠点を担っています。

外来担当者

 
(令和6年10月現在)
初診/再診
午前 篁 俊成 米田 隆 篁 俊成 稲津明広 米谷充弘
竹下有美枝 稲津明広 竹下有美枝 米谷充弘 中野雄二郎
奥村美輝 青野大輔 後藤久典 中野雄二郎 奥村美輝
東 夏成 田中健雄 平戸佑樹 後藤久典 得能翔太
永井幸輔 小西正剛 松原大貴 小西正剛  
  得能翔太   松原大貴  

診療科の特徴・特色

  1. 視床下部-下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎をはじめとする内分泌臓器に関連した内分泌疾患、および膵・消化管ホルモンとシグナル伝達が複雑に絡む糖尿病の臨床を担っています。人工膵臓を用いた臓器特異的インスリン抵抗性の評価と血糖制御により、病型診断と治療に難渋する症例を対象とした高度専門医療を実践しています。また、周術期、妊娠、ステロイド治療における栄養と血糖の管理を通じて、病院全体の医療アウトカム向上に寄与しています。
  2. 糖尿病センター:金沢大学附属病院では、1997年より多職種連携チームTeam DiETが稼働しています。教育入院カンファランス、他科糖尿病サポートチーム、妊娠糖尿病チーム、毎日の糖尿病教室、糖尿病腎症透析予防指導チーム、フットケアチーム、糖尿病運動療法指導チームが活動しています。院内勉強会やセミナーを通じて、糖尿病療養指導士(CDE)を育成してきました。これらの経験で蓄積したメソッドをもとに、「Team DiETの糖尿病療養メソッド」(日本医事新報社)、「糖尿病チーム医療の教科書」(メディカル・ビュー社)などの著作や、iPadアプリ「バランス生活touch!」、iPhoneアプリ「e糖尿病療養手帳」(iPublishing社)などのアプリケーション開発を通じて、国内における糖尿病チーム医療のさきがけ的役割を担ってきました。これらのチーム医療を基盤に、2017年9月、金沢大学糖尿病センターが稼働しています。2017年から、内分泌総合外科、精神科、栄養部、理学療法部等と連携して、肥満外科治療チームを立ち上げ、専門施設認定を受けました。
  3. 内分泌センター:内分泌疾患は、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺を対象とするので、これを担う診療科は、内分泌内科、小児科、核医学科、脳神経外科、眼科、内分泌外科、耳鼻咽喉科(頭頸部外科)、泌尿器科、産婦人科、がんセンターと多岐に亘ります。甲状腺腫瘍、下垂体疾患、甲状腺眼症においては、関連する診療科が定期的に集まり、症例検討会あるいは研究会を開催しています。2017年9月、診療科横断的な診療を内分泌センターとして一元化しました。内科系と外科系の連携により、内分泌疾患の質向上を目指します。

診療科からのお知らせ

予約日を変更希望の方は、前もって電話でご連絡いただければ幸いです。

外来受付076-265-2000(内線 7442)

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