金沢大学附属病院 Kanazawa University Hospital

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消化管外科

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診療科案内

  • 診療科長
    稲木 紀幸

  • 消化管外科は、食道から肛門にまで至る消化管全般の外科治療を専門としています。対象疾患は、食道では食道癌・食道裂孔ヘルニア・アカラシア・食道良性腫瘍など、胃では胃癌・胃良性腫瘍・消化管間葉系腫瘍(GIST)・神経内分泌腫瘍(NET)・胃潰瘍(主に穿孔、出血)など、十二指腸では十二指腸癌・GIST・NETなど、小腸では種々の小腸腫瘍・クローン病、大腸では大腸癌・NET・炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)など、肛門では内外痔核、痔瘻などがあります。また、癌や潰瘍などの穿孔による急性腹膜炎、腸閉塞、虫垂炎、憩室炎など緊急手術も数多いのが特徴です。そのほか、種々のヘルニア(鼠経ヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなど)、高度肥満症に対する減量手術なども施行しています。

外来担当者と専門分野

(令和6年10月現在)
 
初診/再診 食道・胃・十二指腸・肥満 木下 淳
森山秀樹  
辻 敏克
担当医 稲木紀幸
木下 淳
森山秀樹  
辻 敏克
担当医
道傳研太
小腸・大腸・炎症性腸疾患 山本大輔 山本大輔 齋藤裕人
一般外科
(ヘルニアなど)
担当医 担当医 担当医

※緊急の手術、処置、検査などで急遽休診や代診となる場合がありますのでご了承ください。

※午後は不在となることがあるため、基本的には午前中に受診をお願いします(担当医から午後の受診を指示されている場合はこの限りではありません。)

診療科の特徴・特色

  • 食道・胃・小腸・大腸などの消化管疾患の外科治療を担当しています。
  • 食道癌、胃癌、大腸癌や良性疾患に対して、積極的にロボット支援下手術、内視鏡下手術を取り入れ、手術による身体への負担の軽減と手術痕の縮小に配慮しています。
  • 腹膜播種、多臓器転移を伴う高度進行・切除不能進行癌や再発癌に対しては、放射線療法、化学療法、分子標的薬、免疫療法による治療を集学的に行っています。その治療効果に応じて、残存癌を切除する救済手術も積極的に行い、生存率の向上を目指しています。
  • 外来化学療法センターを積極的に利用することにより、患者さんの入院期間の短縮を図っています。
  • 胃の良性腫瘍やGIST、NETなどに対しては消化器内科と連携して胃の温存を目指した合同手術(LECS)を行っています。
  • 消化器内科との定期的な合同カンファレンスを行い、炎症性腸疾患の手術や内視鏡的切除適応外の食道癌・胃癌・大腸癌に対する手術が速やかに行えるよう取り組んでいます。
  • 高度肥満症例に対して減量手術を行っています。
  • 医師、看護師、薬剤師などコメディカルとともにチーム医療を行い、より良い治療と治療環境を提供できるように努めています。

診療科からのお知らせ

  • 初診の方は、前日までに金沢大学附属病院 初診予約担当(076-265-2933に予約をお願いいたします。また、受診の際には紹介状をご持参ください。
  • 再診の方は、従来どおり外来受付(076-265-2902)にて受付いたします。
  • 外来受診に関して不明な点がありましたら、外来受付(076-265-2902)までご連絡ください。

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