金沢大学 Kanazawa University金沢大学附属病院 Kanazawa University Hospital

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防火訓練および大規模災害訓練を実施

  • 訓練のポスター
  • 令和8年1月29日に、大規模地震の発生を想定した訓練を実施しました。本訓練は災害対応能力の向上と防災意識の醸成を目的としており、参加教職員は金沢大学附属病院事業継続計画(BCP)に基づく行動を実践・検証しました。第1部では防火訓練を、第2部では本院として初めて大規模災害訓練を行いました。
    第2部では多数傷病者の発生を想定し、院内災害対策本部の運営、トリアージ、赤・黄・緑のエリアごとの診療・搬送体制の確認を行いました。病院教職員は第1部・第2部を合わせて225名が参加し、傷病者役や搬送支援として医学類5年次生82名が参加しました。
    職員からは「訓練であっても現場が混乱する場面があり、実災害時を見据えた訓練の重要性を再認識した」との声が聞かれました。また、多くの情報が錯綜する中で、エリアリーダーが情報整理と指示出しに専念することの重要性や、通信手段・情報共有体制、物資や輸血体制などについて、今後に向けた課題も確認されました。
    学生アンケートでは、94%が有意義と回答し、「災害時に病院がどのように機能するのかを学ぶ良い機会となった」、「DMATに興味を持った」といった声が寄せられました。また、外国人傷病者役の学生からは、「言語の壁を実感し、災害時には主要言語での通訳体制が必要」であることや、「受傷者として待ち時間の長さや不安を体験したことで、将来医療従事者として患者の心理面への配慮の重要性を学んだ」との意見もありました。
    本院では、今回の訓練で得られた成果と課題を今後の体制整備やマニュアルの見直しに活かし、災害時にも安全で継続的な医療を提供できる体制づくりを進めてまいります。

訓練の様子