レントゲン

部門紹介~レントゲン~

一般撮影とは

一般撮影とはいわゆる《レントゲン》と呼ばれるX線を用いて写真を撮る検査のことです。検診などの胸部撮影として経験されている方も多いと思います。レントゲン撮影は胸やお腹、全身の骨のX線写真のほかマンモグラフィなどがあります。当院では全身撮影用撮影室×4、歯科用撮影室×1、マンモグラフィ用撮影室×1、骨密度測定室×1の7部屋で撮影・検査しています。

1番~4番撮影室

1番~4番撮影室

胸部・腹部・全身の撮影を行います。主に17×17インチのFPD(※1)で撮影します。4部屋とも同じ装置ですが、3番と4番には全脊椎(頚椎~骨盤部)や下肢全長(骨盤~足趾)を撮影する長尺撮影(※2)専用撮影台が設置されています。

5番撮影室

パントモグラフィ

主に歯科用撮影室です。パントモグラフィ(右写真)や頭部規格撮影を行います。

12番撮影室

骨密度測定室です。骨塩定量検査とも言います。DEXA法(※3)によって主に腰椎や股関節で測定します。

13番撮影室

マンモグラフィ(乳房撮影)検査室です。マンモグラフィは,乳房専用のX線撮影装置で、全身用の撮影装置よりも細かな石灰化や腫瘤(しこり)を写し出すことができます。当院では女性技師が対応しています。(検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:8名)

マンモグラフィ1 マンモグラフィ2

撮影台(FPD)と圧迫板で乳房を挟んで圧迫しながら撮影を行います(なぜ圧迫するの?※4)。左右の乳房を上下方向(CC)と斜め方向(MLO)の2方向から撮影します。さらに詳しい撮影が必要と判断した場合は追加撮影を行うこともあります。また、ペースメーカなどが入っている方や豊胸術を受けられた方は破損などの危険性がありますので、検査担当者に必ずお申し出ください。

マンモグラフィ3 マンモグラフィ4 マンモグラフィ5

⇒さらに詳しく『FPDとは(※1)』 『長尺撮影とは(※2)』 『DEXA法とは(※3)』 『なぜ圧迫するの?(※4)』

検査の流れ

検査棟2階の28番受付にて受付してください。案内書をお渡ししますので案内書に書かれた番号の部屋の前でお待ちください。撮影室1番~5番とマンモグラフィ・骨密度検査室は廊下が分かれていますのでご注意ください。

2階放射線部レイアウト

1番~4番撮影室は同じ撮影装置ですので基本的には受付順で撮影いたします(つまり、案内された部屋番号とは違う部屋になることもあります)。検査の内容・患者様の容態などで前後することがあります。

検査を受ける方へのお願い

異物について

異物について

X線撮影はX線が透過していく過程の全ての影が重なっている状態を2次元で表現したもので、目的の撮影範囲内の異物(金属、プラスチックなど)を極力排除して行います。これは異物が何かの病気に見間違える場合(おもにプラスチック)や、病気を隠して見えなくしてしまう場合(おもに金属)があるからです。女性用の下着に使用されている接続具もボタンと同様にX線写真に影響します。(右写真 矢印部)


胸部撮影ではネックレスやボタンなどははずして頂きますが、腕時計や指輪などは撮影範囲外ですので、はずす必要はありません。もちろん手指撮影の場合ははずして頂きます(この場合は逆にネックレス等は付けていて問題ありません)。 放射線技師の判断に従ってください。また、マンモグラフィは全身用のレントゲン撮影に比べて弱いX線を使用します。このため、薄い生地でも画像に影響がありますので、上半身は何も身に着けない状態で検査を行います。髪が撮影範囲に入る場合には髪をまとめて頂くこともあります。

検査費用について

撮影部位によっても違ってきますが、胸部撮影の場合1枚では630円、2枚では860円です。またマンモグラフィは1回1690円です。

⇒さらに詳しく『X線検査料金(※5)』

一般撮影での被ばくについて

撮影部位や体格によって被ばく線量は大きく変わりますが、20枚ほど撮影してもCT1回分には届きません。また、フィルムで撮影していた時代よりも被ばく線量が1/3~1/5になるよう設定しておりますので、一般撮影検査で健康に影響を及ぼすことは考えられません。

最新技術の紹介

ステレオバイオプシー(針生検)

ステレオは立体視、バイオプシーは生体検査のことです。マンモグラフィや超音波検査だけでは、乳腺にある病変が良性か悪性かの判断が難しい場合などに行います。わずかに角度を変えて2回撮影し、目的の病変の位置を立体的に確認(深さを計算)してから針を刺し、病変の組織を採取します。採取した組織は病理診断に提出します。

トモシンセシス

トモシンセシスはX線管球を一定の角度だけ移動させながら撮影を行うことで得られる断層画像です。当院のマンモグラフィ装置では、+25度から-25度までの50度の間を少ない被ばく線量で25回撮影して、1mm厚ごとに再構成した断層画像を得ます。通常のマンモグラフィはすべての乳腺が重なった画像ですが、トモシンセシスは1mmずつ奥行きの異なる画像なので、濃い乳腺の中にあるものが見やすくなります。1回の被ばく線量は、通常のマンモグラフィと大きな差はありません。

トモシンセシス

kanazawa universty hospital

金沢大学附属病院 放射線部

〒920-8641 石川県金沢市宝町13-1

Tel:076-265-2000 内線2010

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